純粋咖喱批判

哲学的インドカレーの探究

インドレストラン マンダラ(千代田区神田神保町)

神田の古本屋街にあるインドレストラン。

よいインドカレー店の要素を全て持っている。

まず、インド人が料理している。それがガラス越しのキッチンでわかる。

 

 

室内は清潔でインドのうるさいビデオ映画が流れていたりはしない。

インテリアもおしゃれ。

 

 

チキンバターマサラが神田カレーグランプリに輝いたらしい。

ここ神田はカレーの激戦区と言われるほどカレー店が多い。そのなかでグランプリに輝くくらいだから、よほどおいしいのだろうと思って食べるとこれがスゴい!

 

Cランチセット ¥1210(税込) ¥1188(税込)

カレー(1種orハーフ2種)、ナン、フルーツライタ

 

ナンはふっくらとしている。ちょっと先がとんがっているのが気になるが。

チキンバターマサラを注文したが、これは大正解。こんなにおいしいインドカレーがあったのかと思うくらい、マイルドさと辛さがからまっている。

 

f:id:ada4416:20240211001026j:image

SITAARA DINER(東京駅八重洲)


f:id:ada4416:20230718120219j:image

カレーセット 980円

カレー二種、ナン、野菜サラダ、オニオンアチャール

カレー二種は、香ばしく焼いたチキンの風味豊かなバターチキンカレーと豆カレー。どちらもスープ状のカレーであっさりしている。

ナンはふっくらしているが、ちょっと薄い。

 

青山のインド料理「シターラ」の本格インド料理がカジュアルな雰囲気で楽しめるって。

都会的な雰囲気のインドカレー店。

東京カレーカルテットと言って、カレー店が4つ集まっている。

流れている音楽は今風のポップ・ミュージック。店員のインド人らしき若い男性もシュッとしている。

他の店にもまた来ようっと。

 

Spice Gate(京都市下京区寺町四条下ル)



f:id:ada4416:20230626071812j:image
フレッシュチリとカレーリーフスリランカ風ココナッツチキンカレー、1400円。

 

スリランカの出汁(モルディブフィッシュ)を使ったココナッツチキンカレー。

カレーリーフやフレッシュチリを使い、鰹出汁のココナッツチキンカレーに水菜のサンボル、ココナッツの副菜「ボルサンボル」、「青梅、黄桃、玉葱のチャトニ」という副菜も付けてある。

 

いわゆるカレーの味はしないけど、とてもおいしい料理です。

 

女性客が多い。

寺町通りの二階にあるおしゃれなお店。

見つけにくい入り口から螺旋階段で上るのもちょっといい感じ。

 

f:id:ada4416:20230626071750j:image

「純粋咖喱批判」は、インドカレーを素材にカレーの本質を探究する旅ではなかったのかという批判はあるかもしれない。

でも、カントが『純粋理性批判』を書いたのは、人間の理性の認識について疑いをもったからである。

インドカレーを追い求めることがカレーの本質だと思っていたら、ネパール人が作るインドカレーが約四割もあることに気づいた。

そういう意味では、「カレー」を名乗りながら、「カレー」ではないというスパイスカレーについて考察するのも味があるのではないか?

スパイスカレーバー(大阪市中央区・天満橋)

スパイスカレー・バーという店の名前なので、スパイスカレーを食べたがっていた同僚といっしょに行ったら、ネパール人のやっているインドカレーの店だった。

たぶんスパイスカレーがブームになって店の名前を変えたんじゃないかという疑いをもったが、風評被害だったらごめんなさい。

味を見る基準としていつも食べるその店のチキンカレーと、もう一種選べるのでベジタブルカレーの二種カレーを注文した。

税込みで1050円。

このカレー店のいいところはナンが大きくて柔らかいところ。

ほかには何もいいところが見つけられなかった。

トイレを使った同僚は、「水回りには気を使わない地域の人たちですから」と、店の代わりに弁解をしていたが、今後はトイレのきれいさもチェック項目に入れよう。

 

カレーはどろどろしていて、キレが悪い。

たぶん、この店、二度と行かないと思う。

 

アジャンタ@京都市下京区寺町通高辻下ル京極町

店名のアジャンタはボンベイの近くのインド彫刻で有名な観光地とか。

インド料理はボンベイ・デリースタイル。

ハーブとスパイスと他原料はインドから直輸入されているらしい。

インドの5つ星ホテルで15年以上経験をつんだシェフが作っている。

 

Aランチ1200円(税込み)。

2つのカレーが選べる。

チキン、ほうれん草とジャガイモにした。

カレーの前に銀のポットに入っているスープがいい。とても美味しい。

コンソメスープのようだけど底に辛いのが溜まっている。

でも、カレーの辛さに比べると、このスープはむしろ甘く感じる。

たっぷりスープ二杯分がポットに入っている。

チキンのルーもおいしいが、ほうれんそうとジャガイモのルーもおいしい。

ナンは固すぎず、軟らかすぎず、ボリュームがある逸品。

店は混んでいて、Userの運び屋もひっきりなしに入ってきて待っている。

なぜかテーブルの透明敷の下にインドの紙幣と貨幣が敷かれている。

この店、趣味がいいのか良くないのかよくわからない。

インド人の店員はマスクをしていない。

まあ、インドらしいと言えばそうかも。

最後に出てくるチャイティーも旨い!

 

ムガール@京都市中京区木屋町通り御池上ル

木屋町御池を上がったところのビルの二階にある。

一階の奥にあるのは割烹風の店。うなぎの寝床の先に何があるのかちょっと不安になる。途中に二階への階段があって、そこからインド料理店のムガールへ。

写真はAセット、1100円。

カレーはチキンマサラカレーとベジタブルカレーを選んだ。

チキンマサラは程よい辛さと粘り。

ナンもちょうどいい柔らかさ。

でも、プレートからこぼれてテーブルに付いている。

まあ、ケララでもそんな感じだったのでまあいいか。

 

コロナがまたぶり返してみているみたいだけど、お昼の店は満席だった。

客層もいい感じだった。

 

「インドのどこの料理ですか?」といつもの質問をレジでインド人らしき人に聞いてみた。

「北部です。レシケーシュです」とのこと。

あとでスマホで調べると、「リシケーシュ」だった。北部も北部、ネパールと国境とすぐそこ。

 

エリックサウス KITTE @名古屋駅地下街

おすすめセット1450円。

南インドだからナンではなく、ロティーです、と言われた。

でも、それはどうなんだろうか?

南インドなのではなく、この店にナンがないというだけじゃないのか。

って思っていたら、四つ折りのリーフレットが店にあった。

南インドとはインド南部に位置する6州のこと。気候が温暖、海岸線が長いといった地理的な特徴に加え、古くからの土着的文化が色濃く残っている地域があるとのこと。

南インドは米どころ。北インドが小麦中心の食文化なのに対して、南インドは主食として主に米が食べられているらしい。栽培される米の品種は多様で、インディカ米から日本のような短米まである。

南インドカレーのスパイスは油脂も少なくサラッとスパイシー。

この店のお薦めランチみたいにカレーがたくさん並んで定食として出されるらしい。ミールスと呼ばれる。現地ではバナナの葉に直接盛り付けられることもあるとか。

ナンがないので諦めて、ロティー一枚とハーフのターメリックライスにした。

カレーはエリックチキン、はちみつバターチキンカレー、マラバール風キーマカレー、サンバル。 

どれもおいしい。

サラダとアイスチャイティー付き。

 

名古屋でインドカレーを食べるのは初めて。

店舗はおしゃれ。