純粋咖喱批判

哲学的インドカレーの探究

サフラン(京都市山科区椥辻)

2017年にできたインド料理店。

ナンカレー780円にはドリンクとナンのおかわり自由って特典がある。

いくらなんでもドリンクのおかわり自由は間違いだろうと尋ねると、

「サルビスです」とインド人らしき店員が言う。

ナンのおかわりも「そんなに食べられない」とこちらが言うと

「小さいナンもあるよ」とカットしたナンをカゴに入れてもってくる。

「サルビスね」とインド人とおぼしき店員。

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○ナンカレー 780円

カレー(チキンカレー・選べる)

ナン

サラダ

ドリンク(チャイティー・選べる)

 

ビックリするほど美味くもないけど、ビックリするほどまずくもない。

ナンはコシが弱い。

店員はフレンドリーでサルビス満点。

 

エローラ(京都市中京区寺町通り四条上ル)

京都寺町通りを四条から上がったところにエローラはある。
あるけど1階にはない。
ああ、2階にあるのかと、2階に上がるとそこは占いの館。
あれれ、占いカレーという趣向か?
いや違う。よく見ると地下にあった。

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スペシャルランチ 990円(税込)

本日のスナックかチキンでチキン1ピースを選ぶ
ナン(食べ放題)
本日のスープ この日はトマトスープだった。
本日のサラダ
カレーはチキンカレーを選ぶ

トマトスープはこれだけでも価値がある。
チキンカレーは星三つはあげたい。

インド人とおぼしきコックと店員。

ナンのおかわりをインド人が尋ねに来る。

でももうカレーもない。

 

スキのないインドカレーとはこういうものでしょう。
さすが賃料が高そうな寺町で営業しているだけのことはある。

アイコンとしてのパチャール・シャンカル

パチャール・シャンカルはスラージのコックである。

インドカレー店にはインド人コックが存在することが前提とされているような雰囲気がある。

いわばインド人コックはインドカレー店のアイコンとなっている。

 

パチャール・シャンカルはスラージのインド人コック・アイコンとしての役割を担っている。

店からもらったカードには、

1973年 インドでコックとなる

1983年 来日

1999年 福岡で独立、スラージをオープン

「インド人もビックリ!」と書いてある。

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別にインド人は驚かないと思う。

From KOLKATA

コルカタはインドの東の方の都市。

バグラデシュに近い位置。

 

アイコンとしてのパチャール・シャンカルは「全日本、がんばれ!」というメッセージをカードに書いている。

この全日本とは何だろうか?

バレーボールチームか、iPS細胞の研究チームのことか?

 

ここはインド人もビックリ!だな。

スラージ博多店(JR博多シティ9階)

美味いインドカレーを美味いと思うのはなぜなんだろうか。

私はこれまで数々のインドカレー、それもチキンカレーとナンを食してきた。

それはすべてこの哲学的難題に挑むためではなかったのか。

果たして美味いインドカレーは人類にア・プリオリに与えられたものなのか。

遺伝子に組み込まれたメッセージなのか。

 

JR博多駅の隣のビル9階にスラージはある。

天神と2店舗であると店員は言った。

 

スペシャルランチ:スラージ 1,020円(税込み)

チキン挽肉カリー

ナン

サラダ

アイスラッシー

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チキンを挽肉にしているところがこの店が到達したチキンの有り様。

挽肉はナンに合う。

スプーンで載せるとカレーも喜ぶ。

ナンは柔らかくて甘さもいい頃合い。