純粋咖喱批判

哲学的インドカレーの探究

Spice Gate(京都市下京区寺町四条下ル)



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フレッシュチリとカレーリーフスリランカ風ココナッツチキンカレー、1400円。

 

スリランカの出汁(モルディブフィッシュ)を使ったココナッツチキンカレー。

カレーリーフやフレッシュチリを使い、鰹出汁のココナッツチキンカレーに水菜のサンボル、ココナッツの副菜「ボルサンボル」、「青梅、黄桃、玉葱のチャトニ」という副菜も付けてある。

 

いわゆるカレーの味はしないけど、とてもおいしい料理です。

 

女性客が多い。

寺町通りの二階にあるおしゃれなお店。

見つけにくい入り口から螺旋階段で上るのもちょっといい感じ。

 

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「純粋咖喱批判」は、インドカレーを素材にカレーの本質を探究する旅ではなかったのかという批判はあるかもしれない。

でも、カントが『純粋理性批判』を書いたのは、人間の理性の認識について疑いをもったからである。

インドカレーを追い求めることがカレーの本質だと思っていたら、ネパール人が作るインドカレーが約四割もあることに気づいた。

そういう意味では、「カレー」を名乗りながら、「カレー」ではないというスパイスカレーについて考察するのも味があるのではないか?